2003年から2005年の間に読んだ小説です。
単行本ではなかったと思います。
主人公の女性が、交際男性の浮気相手2名に復讐しようとするところから物語は始まります。
京都に向かう新幹線の全座席を借り切り、乗客が3人になった所に話しかけて接触します。
ところが、主人公は、自分も含めて他の2人も、交際相手からデートDV(暴力、裸体写真の撮影)を受けていたことを知ります。
復讐心は収まり、3人は意気投合し、一緒に京都を観光することになり、なんやかんやで、ススキ生い茂る、月が美しい宿に宿泊することとなります。
宿到着後、実はこの世は人の姿に擬態した鬼が支配しているといった展開になり、最後は主人公ないしは登場人物の誰かが鬼になり、日本の支配層に食い込むという終わり方だったと思います。
この本が気になります！
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作品のタイトル：彼岸花
作者：長坂秀佳
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