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あやふや本 No.8360

内容

・2005年頃、学校の図書室で読んだのでおそらくそれ以前の出版
・グリム童話などおとぎ話がモチーフとなっている
・主人公は悪魔(?)と契約して魔法の力を得て魔女になり、湖のほとりのお菓子の家(記憶違いかもしれません)で孤独に生きることを選ぶ
・主人公には娘的な存在がいるが、上記のため何年も会ってない
・主人公は魔女になり、死なないし涙も流せなくなった
・ある日娘が迷い込み、ヘンゼルとグレーテルみたいな展開で、魔女をかまどで焼き殺して物語は終了する
・涙も流せるし、やっと死ぬことができるので、魔女的にはハッピーエンド
・娘は最初は魔女のことを知らないが、だんだん薄々勘付いてくる。魔女も同様。それでもお互い気づかないふりをしてかまどに至る
・そんなに厚い本ではないが、児童書というよりは大人向けな内容かも。海外文学だった

印象的だった場面
・魔女は美しい物が大好きで、悪魔はそれを利用してふとした隙に誘惑し、堕落させようとしてくる。ある日、湖の浜辺で座って片手で砂をすくっていると、悪魔が砂を真珠に見える幻覚を見せる。それを振り払うために魔女は冷たい湖に飛び込んで泳ぐ
・炎に焼かれる時、魔女の「涙が、奇跡の涙が!」というモノローグがあった

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こたえ

作品のタイトル:逃れの森の魔女

作者:ドナ・ジョー ナポリ

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その他,依頼者コメント等:
このような機会を設けてくださったあやふや文庫さんと捜索者の方に感謝です。


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