loader image
解決済

あやふや本 No.8371

内容

小説で14~11年ほど前に、中学校の図書館で借りて読んだ本です。
読んだ時点で既に古い見た目だったと思うので、発刊はさらにその前だと思われます。
装丁はおそらくハードカバー。
シリーズではなく、一巻で完結する(数冊に渡っていたとしても2~3冊程度)の物語です。
以下記憶にある物語の内容です。
主人公(たしか男の子です。
)や登場人物達は小〜中学生くらいで超能力を持った子どもたちです。
主人公の能力を見て、ある女の子が「あなたの能力はサイコキネシスなのね」と言った旨を発言するシーンがあります。
その能力が発動するのは、体育館が(経緯は忘れましたが)崩壊する!となった時で、柱等が奇跡的な重なり方をして、主人公たちは押し潰されずに済んだ、というものでした。
しかし、物語が進むと実際の能力は「時間を巻き戻す」能力であることがわかります。
その奇跡的な倒壊の仕方になるまで、瞬間的に何度も時間を巻き戻していたことが分かるのです。
しかし、局所的なタイムリープを繰り返したことで、宇宙全体から見して、彼らの周りの時間がズレてしまい…と事態は大きく展開します。
主人公が能力の全てを使い果たし、宇宙全体の時間を、その齟齬が生まれる前までに戻すことで解決します。
時間を巻き戻した主人公は、その間の記憶も能力も失っています。
最後のシーンで主人公は、記憶には無いはずなのに、超能力と対峙してきた期間に出会った友人たちを投影させて人形遊びをしていました。
超能力者、という設定の人形でのごっこ遊びで再現しているようなシーン(主人公が、主人公の父親に、「これはこうでね、あぁでね」と見せながら遊んでいる)が印象に残っています。

この本が気になります!


Tweetこの本のツイートへ



こたえ

作品のタイトル:サイコバスターズ

作者:青樹佑夜,綾峰欄人

本のリンク:この本のURLへ(外部サイト)

その他,依頼者コメント等:
初めはあまり回答にピンと来なかったのですが、図書館で借りて読むことができ、まさに!でした。
ありがとうございました!


前後の「解決本」へ

menu