タイトル、作者ともに不明。
翻訳小説で、20年くらい前に読んだ。
ハヤカワ文庫か創元文庫などのコーナーにあったような気がする。
主人公は男の子で、幼い王子の代わりに鞭を受ける役割で王宮に連れてこられる。
そこで王子に忠誠を誓う。
この世界には人間の他にエルフなどの種族もいる。
ある日、神から巨大な力を持つアイテムを授かる。
地上の三種族(四種族かも)は話し合い、それを分割して保管することにした。
分割した神のアイテムをそれぞれの種族が受け取る儀式(式典?)の日、人間代表として、受け取り人に王子が選ばれる。
時は流れ、主人公と王子は大人になった。
王子の兄が国王となり、平和に国を治めている。
だが王子は密かに力への欲望にとりつかれていた。
国王夫妻には子がないのに、街には赤毛の子(王子の庶子)が溢れているというようなセリフがあった。
主人公は王子のために闇の魔術の研究をしていた。
主人公は仲良くなれそうな異性とも距離を置き、一人でいる。
呪いのせいで醜く爛れた体を見られると、禁じられた研究のことがばれてしまうから。
王子が保管されていた神のアイテムを奪い、世界を支配しようとする。
主人公もそれに協力するが、最後は王子ともども死んでしまう。
訳者のあとがきに、この本はシリーズものの第一作と書いてあった。
作品のタイトル:邪空の王
作者:M・ワイス&T・ヒックマン
本のリンク:この本のURLへ(外部サイト)
その他,依頼者コメント等:
あらすじを見て記憶が蘇りました!
残念ながら電子書籍の配信などは無いようですが、どうにかしてもう一度読んでみます。
この度はありがとうございました。