未解決

あやふや本 No.5612

内容

【ネタバレがあります】
1990年代に読んだ本です。
主人公は同棲する恋人から暴力を振るわれている女性で、ある夜かかってきた間違い電話の相手の少女と仲良くなる。
女の子は裕福な家の子らしく(メロンソーダを飲みながらお姉さんに電話してる、と話す描写があった)、主人公は満たされた大人の女性を演じてしまう。
何度か電話だけのやり取りをするうちに、「人を殺そうと思ったことがあるか、女の力でも男を殺せるか」と女の子がきき、主人公はDV彼氏を殺そうと考案していた方法を教える。(寝ている間にバットを使って絞殺する方法だった)
数日後、主人公の元に警察が来る。

以下はネタバレなのですが、実は少女は恵まれた環境の子ではなく、アル中で暴力を振るう父親を教わった方法で絞殺します。
警察が主人公に、少女からの伝言を伝える場面で終わり。
「嘘ついて(見栄はって)ごめんなさい」といった内容。
少女はメロンソーダはテレビで見たことがあっただけで飲んだことはなかった。
固定電話でのやりとりですし、メロンソーダが裕福の象徴なのでわりと古い昭和の作品です。
女性作家の短編集だったように記憶しています。


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