20年ほど前に読んだ児童書です。
小学校の合唱部が舞台。
主人公は快活で母親が美容室を営んでいる。
新たに発足した合唱部の初期メンバーに選ばれた。
同じく初期メンバーに選ばれた内気な女の子「花」のことを気にかけ友人となる。
しかし、合唱コンクールのリードメンバーに花が選ばれ自分は選ばれなかったことを機に、花に嫌がらせをする。
合唱コンクールがきっかけで、クリスマス番組のドラマに合唱部が出演することになった。
ヒロイン役は花で主人公はサンタクロース役だった。
そのことにまた嫉妬し、クラスメイトを焚きつけ花を無視する。
3学期が始まり、クラスがクリスマス番組の話題でもちきりの中、花が親の都合で転校したことを告げられた。
家に帰ると主人公宛に花から手紙が届いていた。
花は嫌がらせの犯人も主人公のことだと気付いていた。
主人公は手紙を読み、謝罪の手紙を書くことを決意し、母親に髪を短く切ってくれと頼んだところで終わる。
・図書館で借りて読んだ
・表紙は主人公(黒髪)と花が背中合わせで座り歌っており、背景はピンク
・挿絵あり
・覚えているあらすじからは割愛したが、主人公が憧れている上級生と花が親しくしており、それに対する嫉妬もあった。主人公が花の家に行った際、憧れの上級生と花がデュエットしているカセットを、主人公が再生し、花が止めながら会話をする描写がある。
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作品のタイトル：ふたりの風色ハーモニー
作者：北原和美
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