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未解決

あやふや本 No.3157

内容

1988年~90年頃の作品
日本人作家だったと思います。
表紙は白地にインドの第三の目が描かれていたのが印象に残ってます。
ハードカバーのタイプ。
二人の若者(男女)が社会で生きる気力を失くして旅行した先のインドの山奥に迷い込み(さらわれた?)、つぎつぎ現れるインドの神々(ハヌマーン等)に出会い、様々な体験をしてく内に生きる活力を取り戻してゆく。
物語の終盤にようやく人里らしき場所に辿り着き、出会ったハヌマーン達は祭りか何かの行事で面を被っていた現地の人間だと判明する。
畑になってたトマトやレタスを男女が食べ、こんなに瑞々しいものを口にしたのは初めてだと感嘆、それとも今まで自分達が食べ物の有り難み…美味しさに気付かなかっただけなのだろうか?となり、清々しい気持ち、これから改めて生きてゆく事を心に誓う中、話の幕は閉じたと思います。

この本が気になります!


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