
十年ほど前の高校の入試問題に出題されていました。
母が囲炉裏端で泣いているのを、主人公は気付かないふりをして見ています。
母の涙が囲炉裏の灰に吸い込まれて、塊になったのを、主人公は火箸などで掴み取り、囲炉裏端の壺に壊れないように入れるのです。
母が亡くなった時にその壺のことを思い出すようなシーンもあったような気がします。
この本が気になります!


作品のタイトル:なみだつぼ
作者:三浦哲郎
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