おそらく明治か大正ごろの古い作家たちの短編を集めた本だったと思いますが、その中に収録されていた話を探しています。
・海に住むオニヒトデは綺麗なサンゴに好意を寄せていた
・積極的なアプローチはできない代わりに毎日サンゴに海から見上げる月の話をして仲良くなろうとしていた
・ある日サンゴが「あなたから月の話を聞いているうちに月のことが好きになってしまった」と言って、月に会いに行くため海から飛び出そうとする
・オニヒトデは止めようとサンゴに縋り付ききれいなひだ(と作中では表現されていたがおそらくポリプのこと)を食べてしまう
・食べ尽くされ白く残ったサンゴの亡骸を見つめて「行ってほしくなかっただけなんだ」と呟いて去っていくオニヒトデ
この本が気になります!
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作品のタイトル:でんでんむしのかなしみ いのちのかなしみ・詩童話集『月夜のかたおもい』でした
作者:ならだてなつこ
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