児童書
・30~35年くらい前に読んだ本
・主人公は大人の男性・夏の夜、蒸し暑い満員電車でうんざりしている。電車が鉄橋に差しかかったところで水面に映る電車の明かりを見て「あっちの電車は涼しそうだな。
あっちに乗りたい」と思ったところで突然電車の電気が消えて、電気がつくと車内には自分しかいなくなって車外には魚が泳いでいる。
・魚みたいな顔の車掌が切符を切りに来たので「他の人はどこにいったんだ」と聞くと「あなたさっきこっちの電車に乗りたいって言ったじゃないですか。ここは水面に映った電車ですよ」と言われる。
・車掌は「最近はヘドロが多くて困ってるんです」とか「もう少し先に行くとタコとウツボの闘いが見られますよ」とか水中の案内(?)をしてくれる。
・主人公が元の世界に帰りたいと訴えるとまた突然車内の電気が消えて、電気がつくと元の蒸し暑い満員電車がちょうど鉄橋を渡り切ったところ。
・主人公はホッとしながら「タコとウツボの闘いはちょっと見たかったな」と思う。
この主人公が短い時間に白昼夢のような不思議な体験をする話がシリーズでいくつかあったような気がします。
他の作品は覚えていません。
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作品のタイトル:ゆめみるカネじいさん
作者:上崎美恵子
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