loader image
解決済

あやふや本 No.6218

内容

・小学校の教室に置いてあった
・私が小学生だったのは12年~18年前(なのでそれ以前に出た本)
・挿し絵のある小説

●あらすじ
人々が何かに感染していって、「感染すると黒いシミのようなものが顔と体に浮き出る」のが特徴的。
感染者たち(黒いシミができた人)は普段はなんともないが、特定のタイミングで一斉に夢遊病のようになって、意識のないままみんなフラフラと一箇所に向かって歩き集まっていく。メインの登場人物は子供。(小学生だった気がするけど、もしかすると中高生かも…教室の描写や「クラスメイト」という言葉は確かに出てきた)

●覚えてる場面
・満月の夜、のような何か特徴的な夜に感染者たちが夢遊病のようにフラフラと海に向かって歩き、次々と海に落ちていくシーン。感染した家族が海に向かうのを止めようとした人が食い止められず一緒に溺れてしまう描写があった気がする
・クラスメイトで何らかの芸能活動(モデル?)のようなことをしているお金持ちの子が学校を長く休むようになり「感染したのでは?」という噂が流れる。お見舞いにその子の家を訪ねるとその顔に黒いシミは見当たらない。しかし厚化粧をしていたのは明らかだったので、感染を知られたくなくて休んでるんだろう…と推測される。
・鏡にペンで黒い模様を描いて、それを相手の顔に向けることで、見せられた人はまるで自分の顔に遂に黒いシミが現れたかのように錯覚して驚く…というイタズラがなされるシーン。

●曖昧な記憶(違うかも)
・全体的に雰囲気はかなり怖くて、古めかしい本だった気がする。青い鳥文庫のようにポピュラーな感じではなかったような…。絵柄もはだしのゲンのような、少し古風な感じだったような気がする(この辺はかなり曖昧で、怖かったという印象で補正がかかってるかも…)

この本が気になります!


Tweetこの本のツイートへ



こたえ

作品のタイトル:黒の放射線

作者:中尾明

本のリンク:この本のURLへ(外部サイト)


前後の「解決本」へ

menu