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あやふや本 No.6727

内容

2005年頃に小学校の図書館で読みました。
「小学5年生推奨の中編小説集」のような文言が表紙に書かれていました。
数作品掲載がありましたが、表紙の作品が冒頭から半分くらいまでを占めていました。
冒頭の作品が印象に残っているので、その作品について記載します。
母と二一人暮らしをしている小学生男子が主人公で、母が病院勤務の夜勤のため、夜に家を空ける度に男の子は夢遊病が発症し、夜に出歩いてしまいます。
男の子は、何度か夜の街やカフェに行って色んな人と出会うことで楽しさを感じ、母の夜勤の日を心待ちにするようになるのです。
が、ある日、死の世界を表現したと思われる「満員電車の地下鉄」に引きずり込まれようとしたことで怖い思いをし、出歩かなくなります。
その世界に行かないように引き戻してくれた成人男性は後に実の父親だとわかります。
夜の街では、後に実の妹だとわかる女の子とも出会います。
最終的には、家族が一つになるようなお話でした。
実の父親である男性が木の上に乗り、木の下にいる小学生男子と微笑ましく会話をしている挿し絵が印象的でした。

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こたえ

作品のタイトル:眠れない子

作者:大石真

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