1980年代に読んだ児童文学です。
母子家庭の一人息子(小学生)が何らかの理由で家出します。
電車の中で歯のない老婆が水蜜桃にかぶりついているのを見ている描写があります。
老婆は少年にも桃を勧めてくれますが断っていました。
少年が家に置いてきた手紙の中に「ぼくもカブトムシ」というフレーズがあったように思います。
青い鳥文庫の中に収められていた、表題作ではない短編だったような気がしているのですが、調べてもそれらしいものが見つかりません。
結末はハッピーエンドではなく、少年がどこかの森に消えていって終わりだったように思います。
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作品のタイトル:二ちょうめのおばけやしき『つくも谷のわらい鬼』
作者:木暮正夫
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