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あやふや本 No.7788

内容

おそらく2008年~2013年頃に図書館で読んだ本です。
挿絵があったかどうかは覚えていません。
子供向けではなかったと思います。
またそんなに長くない話だったと思いますが、短編集の中の話だったかどうかは覚えていません。
・覚えているあらすじ
主人公の青年がある求人に—応募する。
仕事内容は、定期間建物の(あやふやですが建物の中に水槽だったか飼育室があり動物が暮らしていた気がします)の中で生活(その建物の警備員?見回り?のようなことをしている描写があった気がします)するだけで、制約としてその期間は外に出ないこととされていた。
建物の中で過ごしている主人公だったが、話の途中で以下のような事実を知らされることとなる。
その建物の外の世界は水害(大洪水?)に見舞われており、陸地はなくなっている。
それに適応するため人類は水棲生活に適応できるよう身体に改良を加えることにした。
だがその改良を加える前の人類の保存のため、主人公の青年のみが改良を加えられずそのままの状態で残されることとなった。
そうして主人公の青年は水族館や動物園の絶滅危惧種のように、ガラス越しに水棲人(改良後の人類?)たちに向けて展示されながら暮らすこととなった。

・印象に残っているシーンなど(※これはエログロとはいかないまでもややセンシティブな描写だった記憶があります)
水棲人が青年をガラス越しに観察した後、その場で産卵を行うのを、青年が見ているシーンがありました(交尾の描写があったかどうかは不明)。

この本が気になります!


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こたえ

作品のタイトル:水族

作者:星野智幸

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