・読んだ時期は20年程前かも。媒体は小説。当時ハードカバーの児童文学をよく読んでいたのでそのあたりかも。挿絵はなかった気がする。主人公の男の子が友達とあちこちを旅している話だったように思う。
・友達は時計犬のタック。体が時計の犬で心臓がチックチックと鳴る。それについて主人公がなぜ?と聞くシーンがある。「兄がチックという名前だったがタックタックと鳴っていた。そのため自分はタックと名付けられたが、心臓はチックチックと鳴る」みたいな話をした。
・砂漠(荒野?)にさしかかったとき、全ての音が消えてしまう。住民に聞いたところ、高い塔に住む魔女が音を奪ってしまった、と教えられる。主人公は、魔女から音を盗んで欲しいと頼まれる。
・主人公は魔女に会いに行き、塔の中を案内される。その際、主人公は鈴の音を貸してもらう。主人公はポケットに入れようかと悩むが、魔女に気づかれそうで出来ない。
・案内が終わり、出口で鈴の音も回収される。何も盗めておらず「でも……」と口ごもる。
・「でも」が口の中で残り、主人公はそのまま大砲まで口を閉じる。大砲の中に「でも」の音を入れ、塔を撃ち倒す。音が皆に戻ってくる。
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作品のタイトル:マイロのふしぎな冒険
作者:ノートン・ジャスター
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