今から四十年くらい前のホラーマンガです。
児童館みたいなところで読んだのですが、その時点でかなり古い漫画だったので発行は更に前かもしれません。
巨人の星みたいな少し劇画調っぽい少年誌の絵柄でオムニバスか短編集です。
その中で覚えている話は、とある恋人同士の話で、男性が裏返る(表裏が逆になる)という話でした。
裏返った男性は違う人格として行動していたように思います。
話を聞いた女性側が、男性の裏返りが起きないように手を取り合って付き添うというシーンがあり、最終的には男性は女性を中に取り込んで裏返ってしまいます。
今まで裏返っては戻ってを繰り返していましたが、この裏返った時点で彼の裏返りは止まります。
ラストで、女性を探しにきた警察らしき人がその男性に話を聞きに来た時、男性が『彼女と僕は一つになった、彼女は僕の中で血となり肉となったのです』みたいなことを言っていました。
細かい台詞は間違っているかもしれません。
本と言うよりこの話が何という作品だったのかが知りたいです。
この本が気になります!
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作品のタイトル:睡魔の部屋
作者:伊藤潤二
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