奴隷の黒髪少年が出てくる漫画。
23年~28年前に漫画雑誌(ジャンプ・マガジンサンデー等の少年漫画だった気がしますが結構重めの話だったのでもしかしたら青年雑誌かも)で読みました。
読み切りの話だったと思います。
【絵柄・ジャンル】「三獣士」や「身海魚」の田中加奈子先生や手塚治虫先生(ブッダ)などが似ていた気がします。
ファンタジーで全体的にシリアスな作風でした。
【登場人物】黒髪の奴隷の少年とその弟(気弱そうな少年)が出てきました。
【覚えているシーン】主人公の奴隷の少年は、主の太った男に「剣闘士の試合に出ないとお前の弟を虎の餌にする」と脅され、闘技場で見世物として戦うことになります。
試合の前に少年が「この試合に勝ったら弟を助けてくれるんだよな」と言いますが奴隷主は「悪いが虎の餌の時間はもう終わっちまったんだよ(弟はもう虎に食われた)」と嘲笑います。
少年はショックで試合に負けて(剣を構えながら呆然とする少年と、観客が騒いでる描写があったと思います。)、死体が積まれている置き場に捨てられてしまいます。
そこで「どうしてこの世界はこんなに理不尽なのか」と言うようなセリフがあり(これ以降はややうろ覚えです)不思議な力で甦り世の中に復讐をしていく流れだったと思います。
途中、手のひら大の宝石や女性キャラが出てきた気がします。
「拳闘暗黒伝セスタス」ではありません。
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作品のタイトル：PRADA
作者：山川かおり
More Info：赤マルジャンプ 1998年SPRINGに掲載
その他，依頼者コメント等：
単行本化されていなかったので国会図書館で当時の雑誌を確認してきました。
ご連絡遅くなってしまってすみません。
正直たったこれだけの情報で見つかるとは思っていなかったので驚きました。
心に残った作品をもう一度読めて嬉しいです。ありがとうございました！
あやふや文庫さんの素晴らしい活動をこれからも応援しております。
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