【ジャンル】児童書
【読んだ時期】2004年
・登場時、蟻ぐらい小さかったゾウが主人公。
・主人公のゾウが旅の群れからはぐれるところから物語は始まる。
・主人公ははぐれた先で蟻の男の子と知り合いになり、一緒に蜘蛛の巣から逃げたりピクニックをしたりして仲良くなる。
・親友と言えるくらい仲良くなった頃、一緒にご飯を食べた次の日、主人公は何故かネズミほどの大きさまで巨大化する。
・大きくなったことで一緒にはいられなくなり、主人公は蟻と別れ、また旅に出る。旅の中で主人公は、野ネズミ、山猫、熊の順番で友達になるが、いずれも仲良くなって一緒にご飯を食べた次の日に身体が巨大化してしまい、別れと旅を繰り返す。最後に蛇と出会い、ゾウの群れの行方を教えてもらうところで物語は終わる。
・中盤で友達になる山猫は、はじ山賊まがいの悪事をしており、ゾウは「こいつとだけは仲良くなれない」と思っていたが一緒に山のならず者を追い払ったことで仲良くなる。
・山猫と最後にご飯(確か山猫が獲ってきた魚のスープ)を食べる前の会話「ねえ、君はすごく大きなヤツと一緒に暮らすのは嫌かい?」「嫌だよ。だって大きなヤツにはいばれないじゃないか。いばってるオレのこと嫌いじゃないだろ?」「ないさ。君は凄くいい奴だよ」
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作品のタイトル:象になった象
作者:谷咲子
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まさかこんなに早く見つかるとは…と感動しております。
本当にありがとうございました。