【性的な表現があります】
2004~6年頃、中学校の図書館で読んだ記憶のあるお話です。
少なくとも15年以上前に刊行されている小説でした。
・短編集の最初の方に掲載されていたものでした。(長い話ではないと思います)
・日本文学の棚で、近くに白い表紙の「らせん階段」という本があったのは覚えています。
・とある洋食店の娘が、引っ越しをする際のお話です。
・娘の住む部屋には幽霊のおばあさんが出るいわくつきの部屋でした。
けれど、ゆっくり日常動作をするだけだったので、特に気にせず過ごしている事を恋人?か男友達に話します。
・その男性と彼女は引っ越し前夜に一晩を過ごすのですが、その時のラブシーンがとても生々しくも、愛のある描かれ方だったのを子供ながらに覚えています。
行為を終えた二人の前に、幽霊のおばあさんがすっと現れるのですが、それを見た娘か男性が「おばあさんの供養の為にオムライスとハヤシライスを作ろう!」と、引っ越しの段ボールから寸胴鍋と鉄フライパンを出して、夜な夜なオムハヤシを食べた。
という内容でした。
・内容はよく覚えているのに、自力ではなかなか小説が見つからずにいます。
・オムハヤシ、という料理を知ったのも、この小説がきっかけでした。
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作品のタイトル:デッドエンドの思い出『幽霊の家』
作者:吉本ばなな
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