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あやふや本 No.7470

内容

2000年か、2001年に小学6年生の夏休みの読書感想文か感想画の課題図書だったと思います。
児童書(小説)です。
挿絵がありました。
戦時中のにほんじんの男の子が主人公です。
父親が出征する時に、主人公に「日本が負けたら家族全員殺せ。」と言って、小刀を渡す。
特攻隊員が、飛行機の故障で町に不時着し、主人公や友達と一緒に、野球をして遊んだり、千しバナナを特攻隊員から貰ったりして仲良くなる。
特攻隊員のお兄さんは、主人公が寝ている深夜に、基地に出発した。
戦争が激しくなり、主人公は山奥に疎開。
疎開先で、ガキ大将的なお兄ちゃんと一緒にゆで卵を持って釣りに行ったり、学校通っていた。
同じく疎開してきた子供のなかに、いつもモンペを着ている女の子がいて、同級生の男子に「やよいはモンペ。
モンペは男。男はモンペ」とからかわれていたけど、ある時朗読大会で、朗読を発表してから、声や姿?にみんな気圧されていじめがなくなった。
終戦を迎え、敗戦したから父親の言い付け通り家族を殺さなくてはいけないのに、殺したくなくて悩んでいたら、父親が帰還。
言い付けを守らなかった事を怒られると思っていたら、家族の無事を確認した父親の涙をみて、みんなを殺さなくて良かったと思う。
川で泳いでいる時、水面から起き上がった時、生きていて良かったと思う。
その後、主人公は学校の先生?野球部の顧問?になって、戦時中の事を誰かと回想している。
特攻隊員のお兄さんとも再開できたことが語られる。

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こたえ

作品のタイトル:空がわれた日

作者:赤座憲久

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その他,依頼者コメント等:
タイトルから、本を購入しましたらずっと探していた本でした。
あやふや文庫様と、本のタイトルを出してくれた方のおかげで、また読むことができました。
本当にありがとうございました。


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