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あやふや本 No.7700

内容

9~10年前、塾の教科書か問題集に、問題として掲示されていた文章です。
短編集であったかもしれないし、そうでなかったかもしれません。
「私」が近所の人ではない、とある女性を見かけるようになるところから文章は始まっていました。
・女性は見かけるたび、いつも高そうな茶色のボストンバッグを重そうに、手にさげており、「私」はバッグの中に何が入っているのか気になっていました。
また、他の人も突然やってきた彼女が持つバッグの中身について噂をしていました。
「私」がある日店に入った時、偶然その女性と出会い、話をする中でバッグの話になり、「私」がバッグについてきくと、「これは元々姉のものだったが、それを羨ましがった自分が駄々をこねた末に貰ったもの」だと教えてくれました。
・彼女の姉は、その後に遠いところに行ってしまい、(確か嫁に行ってしまった)会えなくなってしまった為、バッグについて「私が奪ったようなもの」と後悔を滲ませている描写がありました。
・そして、女性が「私」にボストンバッグの中身を見せてくれましたが、中身は空っぽでした……というところで問題文は終わっていました。

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こたえ

作品のタイトル:うす灯

作者:田村理江

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