
もう40年以上前なので1980年前後に読んだ本で、児童書ぽい本だったと思います。
年上の従兄弟から貰った本だったかもしれないので、出版はもっと前かもしれません。
内容はうそつきや人を騙すことが美徳とされる国で、主人公は真面目で嘘がつけない性格でした。
ある時町でみかけた時計屋でネジを直すという看板を見て「自分はどこかネジが悪いのではないか」と思い、自分の頭を預けて診てもらうことにします。
その間ボール紙を筒にした頭を代わりに着けて生活する事に。
すると彼は嘘をつきドンドン出世し最後には大統領にまでなってしまいます。
ある時自分の頭を預けたことを思い出し、時計屋に向かいます。
店主に自分の頭は堂だったかと聞くと「どこも問題のない、展覧会に出せる頭でした」と言われる。
そして元の頭に戻すか聞かれ、結局ボール紙の頭のままにする事にします。
その方がその国の生活に合っているから。
この本が気になります!


作品のタイトル:パパはのっぽでボクはちび『太陽の國』
作者:平塚武二
本のリンク:この本のURLへ(外部サイト)
その他,依頼者コメント等:
今回返信いただいた方の情報が恐らく自分の探していたものであってると思われます。
長い間探していて、それこそパソコン通信時代に情報求めてたり、某大型掲示板にも書き込みしたりしたのですが見つかりませんでした。それがこんなに早く見つかるとは。
皆さんの情報力の賜物です。本当にありがとうこざいます。