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未解決

あやふや本 No.8256

内容

2000年代半ば~後半に読んだ児童書の短編集です。
その中の一話に、次のようなシーンがありました。
主人公は小学生の男の子で、ある日友達の家に遊びに行くと、タンスと壁の細長い隙間から、段ボールのように折り畳まれたおばあちゃんが出てきます。
呆気に取られる主人公を横目に、おばあちゃんは「いらっしゃい」などと言いつつ、また薄くたたまれてタンスの横にすっと挟まります。
友達も、「うちのおばあちゃんはこんな感じなんだよね」と落ち着き払っていたような気がします。
挿絵には、身体が紙でできているように薄く、ところどころ折り皺のついたおばあちゃんが描かれていたのが印象的でした。

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