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あやふや本 No.8294

内容

カテゴリー:高学年向けの児童書小説
年代:2013~2017年に図書館で見た。
装丁:暖色系の表紙でページ数が多かった
内容:現代の小学生の女の子が昭和(戦後)にタイムスリップする物語。
厳密には、主人公はちゃんと現代に生きてるAちゃん(仮名)なのに、タイムスリップ先では周囲の人達全員が元々昭和に生きているBちゃん(仮名)だと認識していて、「最初からうちの子なのにタイムスリップした別人だなんておかしなことを言い出したね」という困惑した反応をする。
主人公は【自分(Aちゃん)#Bちゃん】だと考えているが、周りは[Aちゃん(主人公の想像)=Bちゃん】と考えている。
タイムスリップした最初の反応.喉が渇いたので知らない家でカルピスをもらい礼を言う。
カルピスをあげた家は、自分の子がよそよそしく礼を言っているのを見て笑っている。
Bちゃんはとても体が弱い。すぐに病気になる。
Bちゃんの学校では宝塚が流行っている。
Bちゃんにはきょうだいが確か複数いる。
性別や年齢は忘れたが、そのうちの男兄弟がガチャガチャで当たった虫のおもちゃで主人公を怖がらせて遊んでいた。
その後、男兄弟は虫のおもちゃを主人公にあげていた。
主人公は1度、自分の住んでいた現代に帰ることができたが、もう一度昭和に行ってみたら現代に帰れなくなった。
木の根元をくぐってタイムスリップしてた。

(ネタバレ)
体が弱かったBちゃんは病気で死んでしまい、昭和で死ぬ事で主人公は現代にAちゃんとして帰って来れた。
後日、Bちゃんとして過ごしたところにAちゃん達家族が行ってみた所、そこはお店になっていて、歳をとったBちゃん家族が働いていた。
かつての男兄弟は最初「変な事を言う子供が来た」という反応だったが、主人公がされたようにガチャガチャの虫のおもちゃでびっくりさせると、「Bちゃんだ!」という反応になった。

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こたえ

作品のタイトル:時穴みみか

作者:藤野千夜

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