私のあやふや小説ですが、図書館関係か何かの小冊子に載っていた小説です。
大人向けとも子供向けとも言い難いのですが、子供向けの本を紹介したり短編小説や連載エッセイなどが載っていたB6サイズぐらいの冊子だったように思います。
巻末に宮城まり子さんのねむの木学園のエッセイが載っていたと思います。
小説についてですが、働くお母さんと小学生の娘の話で、お母さんは毎朝「急ぎなさい」などと急かし、学校が終わると娘は学校から帰って家に1人でいて落書きなどをしています。
母親の鏡台で口紅を引いてお化けみたいになった姿を見て笑ったりしているうちに、母親が帰ってくるのですが、娘の方は「知らないおばさんが叫んでいる」「誰かがわーっと泣いた」と精神が崩壊(?)しているのを暗示しているラストが子供ながら怖くて魅力的で忘れられません。
この本が気になります!
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