・20年近く前に公共図書館のYAコーナーにあった。借りた時点で新しい本ではなかったと思います。小説レーベル(コバルト文庫など)だった気が…
・本の冒頭に見開きで登場人物紹介(全身像と名前)があった。また合間に挿絵もあった。
・ファンタジーもので、火・風・水などの精霊の力?を持つ仲間を探して旅をしていた。最後の1人は敵側の男性。
・主要人物の1人(主人公?)は、黒髪で翼を持つ種族の男の子。上巻は彼が赤子~10歳前後までの期間の話だったが、下巻開始時点で10代半ばまで成長し、身長と髪がかなり伸びていた。(彼が主人公という印象があるのですが、仲間集めの旅自体には途中加入でした)
・旅の初期メンバーの1人は、女性的な口調で話す狐耳の魔術師?の男性。
・月光の方が太陽光よりも地上に届く光が明るい(昼夜の概念も逆転?)、新月の晩に死体が動き出し人を襲う、などの月に関する設定があった。
・上巻で主人公?の父親が新月の晩に殺され、野晒しにされた死体が動き出して、まだ赤子の主人公?を襲おうとする場面があった。
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作品のタイトル：月下秘抄 天の抄，月下秘抄 地の抄
作者：麻城ゆう
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