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あやふや本 No.5629

内容

・アンソロジーに入っていた短編。何かの賞を採っていたのかもしれない。
・語り手は胎児。母親のおなかの中で、声とかしか聞こえなかったような気がする。
・母親は、自分が身ごもっていることも知らず、様々な男性と関係を持っている。胎児の父親も不明。
・胎児の前には、度々男性の幻のような存在が現れる。胎児は彼と話をしながら、この人が父親では?と思う。
・ある時、母親は自分が妊娠していることに気付き、慌てて産婦人科に駆け込み、中絶をしようとする。
胎児はそれを知り、酷く悲しむ。
・中絶手術の直前、胎児の前に男性があらわれる。彼はかつて、胎児の母親にフラれて、自殺していた。
・男性は胎児に自分の爪を授ける。胎児は、母親の胎内を引っ掻き、それによる出血多数で母親は死ぬ。

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こたえ

作品のタイトル:妖異百物語〈第1夜〉『胎児』

作者:四季桂子

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