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あやふや本 No.6266

内容

小説、短編集の中の一編。
15年~20年前に読んだ。
日本の女性作家の本。
古代~中世の日本か東アジアっぽい舞台。
登場人物の名前が漢字。
冷酷な女奴隷商人に育てられた女の子(娘ではない)の視点の三人称だったと思います。
彼女たちと一緒に暮らしている男使用人は、主人に対して悪さ(盗み?)をし、罰として大火傷させられ顔が引き攣れていたとかだった気がします。

【ここから描写注意】
奴隷として?夫婦か恋人である男女を連れてくる。
見せしめとして女性が男性の目の前で暴行される。
耐えられず舌を噛み切って自害する男性。
妊娠した女性の乳を出させるために乳房を吸う男使用人の描写がありました。
時が経ち、老いた女奴隷商人來は病気(脳梗塞)で体が不自由になる。
呂律が回らないとか涎を垂らしているとか描写が。
女奴隷商人は、蔵の鍵を後継者である女の子に渡す。
足取り軽く蔵に向かう女の子。
さんざん酷使された男使用人がこれから復讐のために女奴隷商人のところに向かうのでは?というような書き方で終わっていました。

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こたえ

作品のタイトル:胸に棲む鬼『鞭を持つ女』

作者:杉本苑子

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