・主人公は女性で、舞台は共学の高校。
ある日、主人公の学校に凄い美人が転校して来て、学校中が彼女の話題で持ちきりになる。
・地味な主人公は派手な美人の彼女に苦手意識を持っている。(ここら辺は記憶があやふやです)。
・転校してきた彼女は、学校中の人気男子と付き合うようになるが、その頃から校内で奇妙な事件が起こるようになる。
その事件とは、彼女と付き合っていた人気者の男子が、干からびたミイラのような変死体になって校内で発見されたというもの。
その次に彼女と付き合った男子も、またその次に彼女と付き合った男子も、皆同じく干からびた変死体となって発見される。
(ここから先はより一層記憶があやふやになります。)
・最終的に主人公は、彼女が変死体事件の首謀者で、男子達が変死体となった原因は彼女がするキスにあるのではないかと推測し、彼女を問い詰める。
・彼女は素直に罪を認め、「男という存在が憎かったので復讐した」と述べ、更に主人公に対して愛の告白をした後に、主人公の唇にキスをする。
・彼女が主人公へキスをした途端、彼女の体は無数の蝶へと変身し、空へとはばたいていった。
主人公は彼女にキスをされたにも関わらず、変死体にはならず、一人その場に残される。
・それから少し時が経った後、今までとは別人のように魅力的になった主人公は、学校の人気男子と交際を始めるようになる。
・デートの最中、主人公が相手の男子にキスをした瞬間、その相手は瞬く間に干からびたミイラのようになって絶命する。
8年ほど前に古本屋で手に取った漫画なので、発行時期などは分かりません。
ただ、当時でもページがかなり日焼けして黄ばんでいた印象があるので、古い漫画だとは思います。
漫画には今回の話だけが収録されている訳ではなく、他にも何本かの短編が掲載されていました。
ただ、雑誌ではなく手に持てるサイズの文庫本だった記憶があります。
この話の次話(多分)に、コンビニバイトの男子学生が主人公の話が掲載されていて、その話の中で、「コンビニの弁当は添加物だらけなので、コンビニ弁当をよく食べる人は死んでも遺体が腐らないらしい」と言った台詞があったのを覚えています。
作品のタイトル:闇都市伝説2 不死蝶
作者:亜月亮
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