10年ほど前に図書館で読んだ小説を探しています。
作者は日本の作家で、全体的に陰鬱な短編集だったと思います。
以下、唯一覚えている(とはいえうろ覚えですが)話のあらすじです。
・小学生くらいの少年たちが友人の兄だか親戚だかの持ち物である煙草を持ち出して吸う
・遊びに行った山で気持ち悪い化け物に出会う。少年たちは怯える化け物を惨殺する
・話のラストで、冒頭で吸っていた煙草が違法な薬物(覚醒剤?)であったことが明かされる。
少年たちが殺した化け物は薬物の影響で迷子の子供がそう見えていただけであると判明する。
慥かこの話が巻頭に載っていたような気がします。
この本が気になります!
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作品のタイトル:水銀虫
作者:朱川湊人
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