ジャンル:児童書・小説
2001~2006年頃に小学校(もしくは中学校?)の図書室で読みました。
ハードカバーで、少なくとも小学高学年以上向けでした。
主人公は男女のきょうだい(おそらく姉と弟)で、ひょんなことから両親が宇宙人と入れ替わっていることを知ってしまいます。
普段は両親の姿をしていますが、正体は脳だけのような姿で、それを見てしまった流れだったと思います。
そのあと宇宙人に気づかれ、裁判のようなシーンになり、主人公たちも乗っ取られそうになる?もしくは脳だけの姿にされそうになる?危機に陥ります。
正体を見たシーン、もしくは別のシーンで、お風呂場、シャワーなどの描写があった気がします。
作品のタイトル:時を飛ぶUFO ペンションUFOの怪事件
作者:高橋克雄
本のリンク:この本のURLへ(外部サイト)
その他,依頼者コメント等:
図書館で取り寄せてもらい、確かめることができました。
あいまいな記憶の中の本の正体を知ることができて、とても感謝しています。
このような機会をくださり、ありがとうございました。
以下、蛇足ですが所感を書かせてください。
記憶と違っていた点は
・おそらく姉と弟→正しくは兄と妹。のちに兄が人形大に縮んでしまうシーンがあったので誤認?
・両親が宇宙人→父が宇宙人?に乗っ取られ、母は失踪、作中、父が女性(同じく宇宙人)と二人で食事したあとに正体を現すシーンあり
・宇宙人→宇宙人のような姿でUFOに乗るが、実は地球の未来人
・脳だけのような正体を見てしまう→該当シーンはあるが、それより前に、父が経営するペンションの客を人形大に縮めるシーンがあり、父の尋常でなさが決定的になる
・主人公たちも宇宙人の姿にされる危機に→特にそのようなシーンはなし(恐怖で想像したのだと思います)
逆に記憶が的を射ていた点は
・裁判のようなシーン→環境破壊の罪で未来に連れてこられた現代人が裁判にかけられる(自分でもこの流れでなぜ裁判?と思っていましたが、まさしく裁判でした)
・お風呂場、シャワー→銭湯を経営?のような気もしていましたが、浴場が特徴的なペンション経営でした。父が浴場で客を小さく縮めていました。その後、主人公(兄)が浴場を逃げ回り縮んでしまうシーンもあります。
また、記憶になかったけれど、本を読んでみて思い出したこと
・挿絵はモノクロで、あっさりした線で白の多い画面。少しマンガ寄り。
・兄が縮んで逃げるシーンの挿絵もなんとなく見覚えが。
・環境破壊、環境保護という当事のトレンドのメッセージを含む作品。はっきり思い出しました。
図書館で受け取りその場でおおまかに確認したものの、もう少し読んでみたくて結局借りることにしました。
最近図書館にも行かず本も借りていなかったので、とても懐かしく、ほっとする時間になりました。
重ね重ねになりますが、本当にありがとうございました!