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未解決

あやふや本 No.8511

内容

《少し過激な描写があります》

探しているのは2010~2015年あたりに読んだ小説です。
その時期に読んでいた本の傾向から恐らくハードカバーの児童書だと思いますが曖昧です。
・挿絵あり、白黒。写実的というほどではないが、一般的な漫画等の絵柄ではなくリアル寄りの画風。
・舞台は日本では無かった。海外なのか実際には存在しない創作上の土地なのかは不明。
ただ魔法等ファンタジー系の要素は無かった。
・主人公は少年で飛行機に憧れている。飛行機といっても現代のようなものではなくライト兄弟が発明した頃のレベルの構造だったはず。
・(理由は不明だが)島1つが丸々刑務所?強制労働所?となっている島に主人公が船で連行される。連行中と島への収容後は人道的な扱いを受けてない描写がある(詳しくは後述)。
・作中での時間が過ぎ、囚われの身ながら島内での身分をあげて作戦を練り、脱獄を試みる。廊下に常に意味不明なことを話すだけの老人がおり、その話している内容が実は廊下の暗がりの位置(廊下にいてもそこに隠れていれば見張りに見つからない)を示していたというのがありました。
・最終的に飛行機で島から脱出。そこで本は終わっていたと記憶していますが、続きの巻があるのか1巻完結なのかは記憶にないです。以下作中での描写のうち、やや暴力的なエピソードについてになります。

(恐らく)児童書なのもあり過度に残酷なものは無いですが、苦手な方はご注意ください。
・連行中に傷だらけになった後、島についた直後に人体の表面をつつく?食べる?魚のいる池もしくは水槽に放り込まれる。また、その魚のいる水がそうなのか別でかはわからないが傷だらけの身体で塩水に触れる描写もあった。魚については、魚に食べられたお陰で汚れ等が取れたため良い面もあったという内容の文が後にあった。
・連行先の島では連行された人は焼きごてで肌に印をつけられるというのがある。
これについて、本のラストの飛行機で飛び立つあたりで、脱獄はできても焼きごての痕は消えないといった主人公の気持ちが描かれていた。

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